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彼女を待っている

駅で彼女を待っている。

仕事終わりにだ。

暇だからこんなこと書いている。

 

僕は彼女を待っている。

ラブレターを握りしめて。

放課後の薄暗い階段下の用具入れの扉にもたれかかって。

 

俺は彼女を待っている。

塾終わりの雪が降りそうな夜に。

携帯片手に、マフラーに顔をうずめながら。

電球が切れそうな、電柱にもたれかかって。

 

私は彼女を待っている。

仕事終わり、ネクタイを緩め、重たいバックを床に置いて。

人が行き交う駅の、ぶっとい柱にもたれかかって。

 

私は彼女を待っている。

二人で住んだ部屋のベッドに座って。

薄い壁にもたれかかって。

 

私は彼女を待っている。

私は彼女を待っている。

 

彼女が僕にもたれかかって。

 

少年よ大志を抱け

ビーアンビシャス

少年よ大志を抱け

 

ブーアンビシャス

少年よポケットの中身を見せなさい

 

ビーアンビシャス

青年よ君にはこの高校は無理だよ

 

バーアンビシャス

熟年よ出来るだけ妻を抱いてあげて

 

ボーアンビシャス

おい、お前!何突っ立ってんだ!

 

ベーアンビシャス

ぺろんちょ

 

 

 

つまらない日々

つまらない日々が続いている。

毎朝起きるともう朝か、と落ち込むところから一日がスタートする。

寝ても寝ても夢ばかり見て、寝た気はしないし身体は痛いし、まだまだ寝たくて家をでる十分前まで寝ている。

たった十分で用意は終わり、行きたくない行きたくないと、どうやっても抗えない嫌な気持ちと葛藤しながら、今のところ家を出られている。

今のところ。

家を出て、すぐにイヤホンを耳に刺し音楽を聴く。

気持ちを高めようと、落ち付けようと、紛らわそうと。

なかなかしっくりこない。

一応、急いで駅に向かって電車に乗り込む。

電車での移動時間さえ貴重に思えて、たった二駅、十分ほどで着いてしまう事が嫌で堪らない。

一時間くらい電車に揺られて、のんびりしたい。

だったら一時間早く起きて、ゆっくりしろ馬鹿野郎! 

電車を降りて、会社へ向かう。

そわそわする。

そわそわしながら、会社へ着く。

 

今は仕事終わりで、一人駅のベンチに座って、こんなつまらない事を書いている。

 

あぁ、つまらない日々。

あぁ、つまらない自分。

なかなか面白いじゃないか自分!

 

また明日!